Treatment施術説明記事

こんな方におすすめ

小顔の脂肪吸引注射とは

耳の下あたりに小さい穴をあけ、そこからカニューレと呼ばれる専用の管を入れて皮下脂肪を直接吸引する、小顔整形の一つです。従来の脂肪吸引よりもかなり細い、注射針ほどの細さであるカニューレを使用します。そのため、通常の脂肪吸引に比べ、傷跡が小さくダウンタイムも抑えやすい点が優れています。脂肪溶解注射で効果を感じられなかった方や傷跡・ダウンタイムをなるべく抑えたい方にオススメの施術です。

小顔の脂肪吸引注射の施術箇所

当院では、「ほほ」「あご下」「ジョールファット」「メーラーファット」で部位分けしております。カニューレ（管）を耳の下あたりから挿入し、各部位の脂肪を直接吸い取ります。クリニックによっては、脂肪を取りやすくするために、アゴ下に追加で穴を開ける場合があります。当院では、脂肪吸引注射で使用されるカニューレの中でも最も細いカニューレを使用しており、あご下の部位もしっかり取れるような工夫を凝らしていますので、あご下に穴を開ける必要はありません。

「ほほ」

顔の横幅や丸顔感にお悩みの方にオススメの部位です。除去することで顔の幅が抑えられ、フェイスラインがシャープになります。丸顔感が軽減し、卵形の印象に近づきます。特に、頬の下部〜中部にかけてボリュームを感じている人に向いています

「あご下」

二重アゴや輪郭のぼやけにお悩みの方にオススメの部位です。除去することでアゴ〜首のラインがスッキリし、二重アゴが解消して横顔が美しく見えます。顔が小さくなり等身が上がる、首が長くなる、顔の重心が上がって見えるなど、全身のスタイルの印象まで好影響を与えます。特に、あご下だけ脂肪がつきやすい人や首と顔の境目をハッキリさせたい人に向いています。

「ジョールファット」

口横のブルドッグラインや口周りのたるみにお悩みの方にオススメの部位です。除去することで、顔の下膨れ感が軽減し、もたつきが解消されて若々しい印象になります。特に、下顔面にボリュームを感じている人や表情が不機嫌そうに見えてしまう人に向いています。

「メーラーファット」

顔の中央の厚みや、笑った時に頬が大きく盛り上がることにお悩みの方にオススメの部位です。除去することで、顔の中央部がスッキリして立体感のバランスが整い、笑った時などの表情が若々しい印象になります。特に、顔の厚ぼったさを感じる方や、頬のボリュームでほうれい線が深くなったりする方に向いています。

小顔の脂肪吸引注射の施術方法

最細1.6mmカニューレを使用

　当院では、脂肪吸引注射に使う中で最も細い1.6mmのカニューレを採用しています。極細であることで骨や組織に邪魔されず、フェイスラインの繊細なカーブにも無理なく入り込み、太い管では届かない場所の脂肪まで吸引できます。これにより、顔の全域において滑らかな仕上がりが可能になります。

「最後の1cc」

　脂肪が多く残っている段階では数ccの変化は見た目に大きく影響しません。しかし、残りが10ccほどまで減った状態でさらに5cc、そして最後の1ccを取り除くと、骨格のラインが一気に浮き出て、印象が劇的に変化します。この“最後の1cc”を吸い切るという点において、細部まで届く極細カニューレは強いメリットを発揮します。管が細い分、脂肪を取るには時間がかかります。そのため、当院では予め手術時間を長めに確保し、仕上がりを左右するこの段階を妥協せず、根気強く吸引を行います。それこそが当院のこだわりです。

あご下の穴あけ不要

　一般的には、耳周辺からのアプローチだけでは届かない部位を吸引するために、あご下にも追加の穴を開ける場合があります。当院では、耳下から全ての部位へアプローチ可能なため、余計な傷を作らずに脂肪を取り切ります。これにより、傷跡の数も減り、見た目の自然さも向上します。

縫合・抜糸・再来院不要

　挿入口は注射針程度の小さな穴だけで済みます。切開は不要なため縫合・抜糸の必要がなく、来院は手術日のみで完結。傷跡は時間とともにほぼ目立たなくなり、ダウンタイムの負担も軽減されます。

小顔の脂肪吸引注射の症例写真

症例1：小顔の脂肪吸引注射の３ヶ月後

症例2：小顔の脂肪吸引注射の２ヶ月後

症例3：小顔の脂肪吸引注射の術直後

症例4：小顔の脂肪吸引注射の３ヶ月経過までの過程

小顔の脂肪吸引注射と脂肪吸引の違い

小顔にするために脂肪を減らす施術はいくつか存在しますが、脂肪吸引と脂肪吸引注射はどちらも「脂肪を直接除去する」という施術です。しかし、「施術方法」や「効果」に違いがありますので、詳細にご説明いたします。

小顔の脂肪吸引注射は「傷跡の大きさ」が半分以下

脂肪を直接除去するためには、カニューレと呼ばれる専用の吸引管を挿入する入口を作らなければいけません。脂肪吸引では、4mmほどの太い管を使用します。その分太い入口が必要になり、メスでの切開・縫合が必要になります。
一方で、脂肪吸引注射は極細のカニューレを使用するため、注射針の穴ほどの入口で十分です。縫合も必要ありません。
そのため、脂肪吸引注射は脂肪吸引に比べて傷跡が半分以下の大きさで済み、分からないレベルの傷跡しか残らないことが利点です。

「取り残しが少ない」が当院最大の特徴

一般的に脂肪吸引注射よりも脂肪吸引の方が「脂肪を取りやすい」というイメージを持たれていますが、実はあごの骨の内側など、太い管ではどうしても取り残しやすい部位が存在します。
脂肪吸引注射では、しなやかに動く極細のカニューレで細かいところまで管が届き、脂肪吸引では取りにくかった部分もしっかり取り尽くすことができます。
その特徴を存分に活かすため、当院ではあらかじめ手術枠を長めに取っており、他院では真似できないほど細かいところまで脂肪を吸い尽くします。

小顔脂肪吸引注射の施術方法の比較

	脂肪吸引	脂肪吸引注射
ダウンタイム	数週間〜１ヶ月程度	数週間〜１ヶ月程度
吸引できる範囲	全身可能	顔周り限定
料金相場	１部位１５万〜３０万円	１部位５万〜２０万円
傷跡	５ｍｍ前後の切開創	注射針ほどの穴
仕上がり	誰がやってもある程度綺麗になる	手技が熟練すれば一番綺麗になる
手術時間	短い	長い

小顔の脂肪吸引注射の料金

	通常料金	モニター料金
顎下	¥248,000	¥228,000
メーラー・ジョール・頬骨上・頬いずれか	¥159,800	¥129,800
2箇所（顎下は+¥40,000）	¥309,800	¥249,800
3箇所（顎下は+¥40,000）	¥409,800	¥319,800
4箇所（顎下は+¥40,000）	¥509,800	¥389,800

Çà et Là Cliniqueが選ばれる理由

施術は経験豊富な院長が施術

さえらクリニックでは、累計2000件以上の症例経験のある、熟練した手技を持つ院長が施術を行います。理想の仕上がりに対して必要な施術を見極める審美眼、圧倒的な美的センスにより、どのようなお悩みでも最適なアプローチを導き出すことが可能です。
「見違えるほどの変化」と「違和感のない仕上がり」の両立を大切にし、患者様一人ひとりの顔立ちに合わせた施術を行うことで、確かな実績を積み重ねてきました。

丁寧で時間を惜しまない施術

当院では「早く終わらせること」よりも、「仕上がりの完成度」を最優先にしています。そのため手術時間をあらかじめ十分に確保し、最後の細部にまでこだわって脂肪を丁寧に除去します。多くのクリニックでは、極細カニューレでの吸引は時間がかかって利益率が低下するため、ある程度のところで区切って終了することも少なくありません。
しかし当院では、“最後の1cc”まで取り切ることが仕上がりを大きく変えると考え、根気強く施術を行います。この「時間を惜しまない姿勢」によって、輪郭はより自然でシャープに整い、見違えるような変化と高い満足度を実現しています。

痛みを最小限に抑えた快適な施術

当院では、静脈麻酔と局所麻酔を組み合わせ、手術中の痛みをしっかりコントロールしています。一度麻酔を行えば、施術が始まるころには意識はリラックスした状態に。手術中には痛みを感じることなく、リラックスして会話をしながら進められるほど安楽であることが大きな特徴です。「手術は怖い」「痛い」という不安を払拭し、最後まで快適に受けていただける体制を整えています。

実際のオペ動画

担当医師

施術の流れ

当院では以下のような流れで施術が行われます。

①カウンセリング

症例多数の経験豊富な院長が、お悩みや理想のイメージを詳しく伺います。それぞれの骨格や脂肪の付き方を診察し、「こうなりたい」というイメージに対して最大限の効果が出せる方法をご提案します。必要ないものは必要ないとハッキリお伝えし、お客様の理想に真摯に向き合ったクリーンなご提案を徹底しておりますので、ご安心してご相談いただけます。

②デザイン

手術の前に、カウンセリング内容を踏まえてデザインを行います。顔の左右差やバランスを見ながら、脂肪を除去する範囲やラインをマーキングします。今一度イメージを伺い、実際のマーキングを鏡で確認していただき、どこの脂肪を取っていくか説明しながらデザインを進めていきます。

③麻酔

脂肪吸引注射は静脈麻酔と局所麻酔を使用し、麻酔が効いてから手術を開始するので、痛みや不安を最小限に抑えてリラックスした状態で進めることができます。静脈麻酔が切れた後は、意識ははっきり覚醒していますが、局所麻酔が効いているので痛みはほとんどありません。手術中にもリラックスして会話ができるくらいの状態で手術が進みます。

④手術

まずは、耳の下あたりの目立たない場所に、カニューレ（吸引管）を挿入するための穴を開けます。注射針ほどの極細カニューレ（吸引管）を使っているので、傷口も小さい穴が空く程度です。そしてカニューレを挿入し、脂肪を丁寧に吸引します。取り残しの無いよう根気強く除去していき、理想のフェイスラインに整えていきます。

⑤フェイスバンド装着

手術直後は腫れや内出血を抑えるため、専用のフェイスバンドで圧迫固定を行います。腫れを予防するだけでなく、吸引によって脂肪層から剥がれてしまった皮膚が綺麗にくっつくのを助ける役割もあります。脂肪吸引注射はフェイスバンドを装着しなくていい、とされているクリニックもありますが、当院の脂肪吸引注射はしっかり脂肪を除去するので、綺麗な仕上がりの為にも装着をお願いしております。装着期間は手術当日から翌日までです。

⑥帰宅

施術後はアフターケアの説明を行い、ダウンタイム中に不安が出ないよう注意点をお伝えして、そのままご帰宅いただけます。従来の脂肪吸引と違い、脂肪吸引注射は傷口が小さな穴だけのため縫合・抜糸が不要で、再来院は不要。来院は手術日のみで完結します。不安なことやご質問などが生じた際には、お問い合わせいただければすぐにご対応いたします。万全のアフターケアを整えておりますのでご安心ください。

よくあるご質問

Q1.傷は残りますか？

A1.注射針程度の小さな穴だけが開くので、時間が経過して治癒すればほとんど分からなくなります。

Q2.ダウンタイムはどれくらいですか？

A2.ダウンタイムの目安はこちらです。

• 紫色の内出血：2〜3日程度
• 黄色い内出血：2週間程度（首まで落ちることがあり、タートルネックなどで隠すのがおすすめです）
• 腫れ：1週間程度
• 顎下の瘢痕拘縮（ぼこぼこ感）：3〜6ヶ月程度
• フェイスバンド：最低24時間、推奨期間は3〜7日間装着

2日間のお休みに合わせて施術される方がほとんどです。

Q3.脂肪吸引注射で脂肪はどのくらい取れますか？

A3.小顔の脂肪吸引注射で取れる脂肪の量は、20〜80ccほどです。個人によって取れる脂肪の量は変わりますが、脂肪吸引と同等の量を取ることが可能です。

Q4.糸リフトは同時に施術した方がいいですか？

A4.小顔の脂肪吸引注射はフェイスラインをスッキリさせる施術ですが、たるみが強い方や脂肪の量が多い方は、糸リフトを併用することでより引き締まった効果が得られます。また、脂肪吸引注射を行った後に糸リフトを行うと、リフトアップ効果が長持ちすると言われております。そのため、同時に施術することをオススメさせていただく場合がございます。お顔の状態に合わせてご提案いたします。

関連するコラム