Treatment施術説明記事
2025/10/01
バーティカルリフトを徹底解説|ほうれい線治療に特化した画期的な施術

こんな方におすすめ
- ほうれい線が気になる方
- 老けて見えるとお悩みの方
- 不機嫌に見えると言われる方
バーティカルリフト

バーティカルリフトは、ほうれい線治療に特化した施術です。糸リフトに使われるものと同じ糸を使用し、ほうれい線の原因である「頬のたるみ」を垂直に持ち上げることで、根本的な原因を解決することでほうれい線を改善することができます。
バーティカルリフトの施術箇所

ほうれい線とは、頬の脂肪が重力によってたるみ、下に覆い被さるようにしてできたシワのことです。その脂肪の部位を「メーラーファット」と言い、その下部のエリアを「ナゾラビアルファット」と言います。バーティカルリフトは、ナゾラビアルファットの部分を持ち上げることで、ほうれい線の原因であるたるみを解消します。覆い被さっていた脂肪が持ち上げられ、シワが解消されることによってほうれい線が目立たなくなります。
バーティカルリフトの施術方法

バーティカルリフトは、医療用の糸をこめかみもしくは髪の毛が生えている部分から、特殊な技術でS字を描くように挿入します。糸には“返し”のようなトゲがついており、ほうれい線の原因である頬のたるみをしっかりと持ち上げ、リフトアップした状態を固定することができます。
従来の糸リフトでは、頬からこめかみまで直線的に引き上げていました。それは、顔のリフトアップにはなりますが、ほうれい線の原因は解決できません。なぜなら、ほうれい線は「真下」にかかる重力によってたるんだ脂肪が原因だからです。糸リフトは頬からこめかみ、つまり「斜め上」に引き上げるので、ほうれい線の解消にはいまいち効果が発揮できないんです。
一方、バーティカルリフトはS字を描くように挿入した糸によって、ほほのたるみを「真上」に持ち上げることができます。「真下」にかかる重力を「真上」に持ち上げることで、とても効果的に原因を解消することができる画期的な治療方法です。
バーティカルリフトの症例写真
症例1:バーティカルリフト+貴族ヒアル施術直後

症例2:バーティカルリフト+貴族ヒアル施術直後

バーティカルリフトによって期待できる効果
1. ほうれい線の改善
バーティカルリフトは、ほうれい線に特化した数少ない治療です。そもそも、ほうれい線に直接アプローチできる施術自体がほとんどなく、従来はシワを埋めたり隠したりするような方法が中心でした。その中で、ほうれい線の原因そのものを改善できるバーティカルリフトは、まさに「ほうれい線特化」という名にふさわしい効果を発揮します。
さらに、この施術には特殊な技術が求められるため、習得している医師がとても少ないという状況にあります。その希少性ゆえに、効果の高い治療でありながら、実施できる場所が限られています。だからこそ「ほうれい線を大きく改善できる貴重な選択肢」として今まさに大きく注目されています。
2. 中顔面の若返り・発達した印象
中顔面とは目の下から口の上までのエリアを指し、この部分がたるむと「疲れた顔」「老けた顔」に見えやすくなります。バーティカルリフトでは、下方向に落ちてしまった頬の脂肪をしっかりと上に持ち上げるため、チークトップ(頬の高い位置)が復活します。その結果、頬が立体的に見えるようになり、中顔面が発達した印象に変わります。単なるほうれい線改善にとどまらず、顔全体を若返らせる効果・垢抜けさせる効果があるのが大きな特徴です。
3. ゴルゴラインの改善
目頭から頬にかけて斜めに走る溝を「ゴルゴライン」と呼びます。このラインが目立つと、疲れた印象や老けた印象を強調してしまいます。バーティカルリフトでは頬全体を真上に引き上げるため、目頭と頬の段差も薄くなります。するとゴルゴラインの溝が浅くなり、ふっくらとした健康的な頬の印象に近づけます。顔の段差などはメイクでは隠しにくい部分。だからこそ、リフトアップによって根本的に段差を無くすアプローチが有効です。
従来の糸リフトとバーティカルリフトの違い

糸リフトとバーティカルリフトの違いは、主に「糸の入れ方」です。
糸リフトは、こめかみから頬に向かって医療用の糸をまっすぐ挿入し、斜め上方向に引き上げることで顔全体のリフトアップを行う施術です。若返り効果やフェイスラインの引き締め、たるみ予防に優れており、即効性のある人気の治療とされています。
ただし、その仕組み上「ほほからこめかみに向かって斜め上に引き上げる」ため、ほうれい線の原因となる頬の脂肪に直接アプローチすることは難しく、ほうれい線改善効果については限定的です。
バーティカルリフトも糸リフトと同じく、こめかみから医療用の糸を挿入してリフトアップを行います。ただし大きな違いは、その糸の入れ方にあります。糸をS字に挿入し、頬に対して垂直に配置させることで、糸を真上に引き上げる構造をつくります。その結果、ほうれい線の原因となっていた「下に垂れた頬の脂肪」をしっかりと上方向に持ち上げ、固定することが可能になります。
頬の脂肪が折り重なってできていた“折りじわ”は、この真上方向のリフトによって解消され、ほうれい線を根本から改善できます。これこそが、従来の糸リフトにはない、バーティカルリフトだけの大きな強みです。
バーティカルリフトの料金
通常料金 | モニター料金 | |
バーティカルリフト | ¥248,000 | ¥228,000 |
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必要な施術のみに限定したクリーンなご提案を心がけております
Çà et Là Cliniqueが選ばれる理由
施術は経験豊富な院長が施術
さえらクリニックでは、累計2000件以上の症例経験のある、熟練した手技を持つ院長が施術を行います。理想の仕上がりに対して必要な施術を見極める審美眼、圧倒的な美的センスにより、どのようなお悩みでも最適なアプローチを導き出すことが可能です。
「見違えるほどの変化」と「違和感のない仕上がり」の両立を大切にし、患者様一人ひとりの顔立ちに合わせた施術を行うことで、確かな実績を積み重ねてきました。
痛みを最小限に抑えた快適な施術
当院では、静脈麻酔と局所麻酔を組み合わせ、手術中の痛みをしっかりコントロールしています。一度麻酔を行えば、施術が始まるころには意識はリラックスした状態に。手術中には痛みを感じることなく、リラックスして会話をしながら進められるほど安楽であることが大きな特徴です。「手術は怖い」「痛い」という不安を払拭し、最後まで快適に受けていただける体制を整えています。
担当医師
施術の流れ
①カウンセリング
まずは、現在感じているお悩みを詳しくお伺いします。
一口に「ほうれい線が気になる」と言っても、その原因はさまざまです。
たるみが主な原因の場合もあれば、筋肉のふくらみによる場合、または脂肪や皮膚の「へこみ」が原因になっていることもあります。
バーティカルリフトは、垂直方向に持ち上げることで“たるみ”が原因のほうれい線に効果を発揮する施術です。そのため、まずはお悩みの根本がどのタイプに当てはまるのかをしっかりと見極めることが重要です。
当院では、原因を丁寧に分析し、バーティカルリフトに限らず原因ごとに最も効果的な治療プランをご提案します。
②デザイン
カウンセリング内容をもとに、実際にお顔にデザインを行います。
鏡を見ながら、どの部分を持ち上げることで理想のフェイスラインに近づくのかを確認し、糸を通すラインをマーキングしていきます。
バーティカルリフトでは、糸の方向や角度が結果を大きく左右します。
骨格や脂肪の付き方、表情筋の動きを考慮しながら、左右差のない自然な仕上がりになるよう、デザインを調整します。
③麻酔
バーティカルリフトは静脈麻酔と局所麻酔を使用し、麻酔が効いてから手術を開始するので、痛みや不安を最小限に抑えてリラックスした状態で進めることができます。
静脈麻酔が切れた後は、意識ははっきり覚醒していますが、局所麻酔が効いているので痛みはほとんどありません。手術中にもリラックスして会話ができるくらいの状態で手術が進みます。
④手術
こめかみ付近の目立たない部分から、医療用の糸を皮下に挿入していきます。
糸はS字状に通し、ほうれい線の原因である頬のたるみに対して垂直に引っかかるように設計します。
使用する糸には微細な「返し(トゲ)」がついており、皮下組織にしっかりと固定されることで、持ち上げた状態を長期間キープすることができます。
左右のバランスを確認しながら、糸のテンションを細かく調整し、顔全体をしっかりとリフトアップ。
たるみによって落ちていた陰影が消え、フェイスラインが美しく整い、若々しい印象へと導きます。
⑤術後説明
施術後は、ダウンタイム中の過ごし方や注意点について丁寧にご説明します。
その後、身支度を整えて、執刀医が直接面会に伺い、ともに仕上がりを確認します。今回の手術内容や糸の位置、今後の経過の見方について、医師本人から直接説明させていただきます。
気になる点やご質問にもその場でお答えいたしますので、安心してお帰りいただけます。
⑥帰宅
術後説明が終わりましたら、そのままご帰宅いただけます。
切開や縫合を伴わないため、抜糸の必要はなく、ダウンタイムも比較的短めです。
腫れや軽いつっぱった感覚が出ることがありますが、数日から1週間ほどで落ち着く方がほとんどです。
ご自宅での過ごし方やケア方法についても、アフターサポートを行っておりますので、安心してお過ごしいただけます。